無期懲役

東京・江戸川区の女子高生強盗殺人事件 青木正裕被告

2015年東京都江戸川区で一人の男が事件を起こしました。
あまりにも身勝手すぎる動機。そして裁判での犯人の発言に傍聴席は唖然としたのです。

 

青木正裕の生い立ち

本件を起こした青木正裕は中学時代から友人が少なく仲間はずれにされたこともあったそうです。

そんな青木はゲームやアニメが好きで同じ趣味を持った一人の友人と親しくなりました。

ただ後の供述では人生で友人は一人しかいなかったと発言しています。
また学生時代、両親が別居しており青木は母親と同居していました。
しかし、彼は母親の事が嫌いだったといいます。

なぜなら母親からの愛情を感じていなかったからです。

何でも青木には弟がいたらしく、その弟が難病になり母親は弟にばかり気をとられていたそうなのです。
家庭でも孤独感を強めていった青木は高校卒用語、専門学校に入学すると一人暮らしを始めます。

一人暮らしでの生活は厳しく次第に借金を繰り返すようになりました。

その後、コンビニのアルバイトを始めますがここで後に被害者となってしまう 岩瀬加奈 さんと出会います。
出会いといってもそれはただのバイト仲間であり岩瀬加奈さんはまだ高校生だったため顔見知り程度だったそうです。

青木のコンビニでの勤務態度はまじめで特にトラブルを起こすこともなく精神的に何かおかしいということもありませんでした。

しかし彼は事件から3年前より確実に様子がおかしくなっていたのです。
というのも青木が暮らすアパートの住民が「てめえふざけんな」などと一人で発狂している声を聞いていたらしいのです。

この声に不安を覚えた住民が管理人に相談し、
管理人から青木に注意をしてもらうと青木の声は治ったと言います。

また近所の住民は青木に対し、外見は小太りメガネのオタク風で、母親がたまに来るが友達はいなさそうだったと証言しています。

そんな中2015年9月には青木が突然コンビニのバイトを辞めています。

青木が抱える2つの問題

しかし、このとき彼は2つの問題を抱えていたのです。

それは借金と、持病による高血圧です。
何と借金は100万円ほどあったようで生活は極貧状態であり高血圧の影響で心筋梗塞の病気もありました。

そんな状況に次第には青木の精神は追い詰められていき恐ろしい考えを抱くようになっていきます。

「人を手にかけて自分の人生も終わらせたい」

この身勝手な考えは青木本人が生活苦に陥った影響もありますがこれまで愛情を感じることがなかった母親に対しての復讐の意味も込められていました。

なんと息子が事件を起こせば母親が永遠に苦しむと思っていたのです。

そして青木が標的に決めたのが以前勤めていたコンビニの元同僚の岩瀬加奈さんでした青木は彼女に恨みなどは持っていなかったもののたまたまバイト先の元同僚の中で一番話しやすかったため彼女を選んだのです。

2015年11月12日青木は犯行に及ぶ

そして2015年11月12日
青木は 岩瀬加奈さんのシフトを把握しており彼女を待ち伏せして偶然の再会を装い声をかけそして青木は「化粧品のサンプルをあげる」などと持ちかけ彼女を自宅へと誘った。

その後、青木と岩瀬加奈さんはタクシーへと乗車しておりその様子がJR小岩駅近くのカメラに写っていました。

もともと同じバイト仲間だった青木の事を信用してしまった岩瀬加奈 さんは青木に言われるがままアパートへと入ってしまいます。

すると青木は豹変し玄関で彼女に襲いかかりました。

そしてあろうことか彼女の首を圧迫して、手にかけてしまったのです。
この時間帯近隣住民はものとや悲鳴は聞いておらず 岩瀬加奈 は抵抗するまもなく青木に未来を奪われてしまったものだと思われます。

その後、愛さんの財布から現金7500円と生徒証を奪い彼女を浴室へと隠しました。

また彼女の携帯電話を近くの橋から投げ捨てています。
そして青木は何事もなかったかのように自宅でゲームをして時間をつぶしたのです。

その翌日青木の母親がアパートを訪れました。
ただ玄関先で5分程度離しただけだったようで、帰ってという感じはあったが、特別変わった様子はなかったと証言しており、この時に母親が 岩瀬加奈 さんの存在築くことはできなかったのです。

結局2日後の11月中4日昼ごろまでゲームを楽しみ、そのうちに自分の人生を終わらせようなどといった考えはなくなり事件を起こしてスッキリしたからと自ら通報を入れ事件が発覚しました。

その後、
警察の調べでは青木の自宅から市販の DVD が大量に発見されます。

その数は、約420枚にもおよび、借金をしながらも趣味にはお金をつぎ込んでいたようです。
そして裁判で青木はとんでもない発言を繰り返し傍聴人をあ然とさせました。

傍聴人があ然!身勝手すぎる動機

まずなぜ恨んでいた母親ではなく無関係の被害者を手にかけたのかという質問には、
母親をやると母自身は何も感じなくなります。息子である自分が事件を起こせば社会の目が母親に集中するのでと証言したのです。

また 岩瀬加奈 さんの遺族に対しどういった気持ちなのかと聞かれた際には、この事件を通して、「 岩瀬加奈 さんがご遺族に愛されていたんだと感じ私の過程と比べてなぜここまで違いが出たんだろうと疑問が出ました」、自己中心的な台頭に、その場は異様な空気になったそうです。

さらにどのような判決をたまわるかによって、私ができることが大きく違ってくるが叶うなら 岩瀬加奈 さんのお墓参りをしたい。
この事件を通して自分がここまでネガティブになる原因がわかったので社交的というか周りを信じられる人間になりたいなどと発言しました。

裁判に出兵した精神科にもお母さんにばかり関心が向いていて事件についてどれだけ考えているんだろうという感じと青木に対する違和感を口にしています。

2017年6月1日 無期懲役が言い渡される

そして2017年6月1日一陣判決として求刑通り無期懲役が言い渡されました。
これに対し青木は無期懲役は実質的な終身刑です。
「私は唯一それだけは嫌です」として控訴しています。

その後の控訴審では有期刑であれば、出所に向けて更生の意欲が強くなるが、無期懲役だと開き直ってしまう。
ドナー登録をして他の命を救いたい。

そのためには 有期刑 で出所することが条件などと身勝手な主張を繰り返し、一方の遺族は青木には反省が微塵も感じられない。
厳しい罪を与えなければいけない償いは求めていない。娘の命を奪った青木を死ぬまで許すことができない。人の命を奪いながら人の命を救いたいというのはおかしい。主張しています。

また今回の事件では被害者名を伏せて審理ができたのですが遺族は法廷で名前が出なければ事件がなかったことのようになってしまうと実名心理を望みました。

そして控訴審でも無期懲役となり青木は、上告するも2018年3月27日裁判官全員一致で上告が棄却され刑が確定しています。

この判決に対し極刑を求めていた遺族は非常に残念です。

永山基準が一つの大きな壁になったかなと率直に思いました。
他の事件との公平性といいますが、犯行内容も犯人の裁判中の態度も同じ事件ってないはずなんですよ。
被害者が1人でも死刑になったケースはあります。
じゃあ娘の場合どんな事情があれば死刑になったのかを逆に聞いてみたいですと語りました。

被害者となった 岩瀬加奈 さんはこれまで高校は皆勤賞であり卓球部に所属して真面目を絵にかいたような生徒だったそうです。

彼女の未来は一人の男の身勝手すぎる同期により奪われてしまい遺族や友人に深い悲しみを与えました 。

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